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zoom RSS チームと監督、選手の関係…

<<   作成日時 : 2010/03/01 16:04   >>

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先日、MATさんから、ある質問をいただきました。

≪僕が指導している今のメンバーは全員バレー初心者です。バレー以外のスポーツ経験者も3人しか居ません。その3人を含め皆がチームスポーツ初心者のせいか、指導者やコーチに対する礼儀やマナー、果ては試合相手までに失礼な態度を取ってしまいます。
皆がチームスポーツ初心者という事は初めから聞いていたので、バレーに関しては特に「声」、shoさんの言う「意識」を中心に、何よりスポーツマンとしての礼儀を、自分なりに指導してきたつもりです。
この指導の方針を理解してしっかりついてきてくれるママさんもいれば、僕自身の年齢の所為で監督を馬鹿にしたような行動をする選手もいます。
お聞きしたいことは、後者の選手のことで、技術云々ではなく、年齢だけで相手を判断する選手の指導方法です。
監督ですし、僕が嫌われることは別に構わないんですが、そういった選手が他の選手に悪影響を与えています。
このままでは解散もありえると思う状況です。
監督として、こういった選手にどのような指導をすればいいんでしょうか?≫

この問題を、一緒に考えてみようと思います。

バレーボールを何のためにやるのか…、この「目的意識」には温度差があります。
それは、選手同士だけでなく、監督と選手の間にもあります。

解散もありえるという、危機的な状況なのであれば、まずは、この温度差をできるだけ少なくするように、ミーティングが必要ではないかと思います。

≪年齢だけで相手を判断する選手の指導方法≫を考える前に、チームの「目的」の確認が優先すると思います。

スポーツ初心者が多いという状況を考えると、MATさんが考えるような「目的」ではなく、「楽しめればいい」「健康のため」「ストレス発散」などが「目的」になっている可能性も高いのではないかと思われます。

そうであれば、年齢の若い監督に対して、「私たちの方が人生経験は豊富なのよ」と、バレーとは別の次元で考えているということもあり得ます。

年齢で判断するというよりも、そもそもの目的意識がミスマッチしてしまっている状態なのではないでしょうか。

理想は選手と監督の思いが一つでありたいのですが、ミーティングを重ねても、なおそうでない場合、考えられる対処法は、三つあると思います。

チームは選手のものであるという前提に基づいています。

@監督を辞める。

どうしてもミスマッチが解消できず、自分の信じるバレーが実践できないと思えば、ありえる選択だと思います。
チームは、自分たちの「目的」に添った、新たな監督を探さなければなりませんね。

Aチームの立てた「目的」に添った指導に切り替える。

仮に、ミーティングの結果、「楽しむ」ことが「目的」であるという結論に落ち着いた場合、バレー技術の向上や、スポーツマン、アスリートとしてのあり方にこだわらず、どうすれば選手が楽しくバレーが出来るかという点を目指していくことになります。
この場合の監督としての役割は、戦略や戦術といった部分ではなく、練習のコディネーター的なものになるでしょう。

ただし、試合を重ねていけば、選手に欲が出てきて、「一つでも勝ちたい」と考え始めるかも知れませんし、そのために、「もっと上手になりたい」と思うかも知れません。

その時点で、「目的」を昇華していってもいいと思います。

時間はかかりますが、これはこれで、チームに対して誠実な対応だと思います。

Bやる気のある選手を中心に、建て直しを図る。

これは、一か八かになるかも知れません。
場合によっては、チームを二分し、解体に繋がる恐れもあります。

情熱と信念を持ってチームに当たれば、理解者も少しづつ増えていく可能性もあります。

違う考えの選手は、辞めても構わないという覚悟が必要です。

辞める選手が出たとしても、新たなメンバーを集めたり、たとえ少人数でも練習には出る等、監督にも相応の責任が発生します。

苦難の道…です。

それでも構わないというチームのコンセンサスが必要です。
ミーティングの結果によりますね。

≪年齢の所為で監督を馬鹿にしたような行動をする選手≫に対しては、気にしないことだと思います。

言わなければならないことは、「軽んじられた」と感じても、聞いていてもいなくても、堂々と言わなければなりませんね。

バレーの戦略や戦術に関して、情熱と信念を持ってコミュニケーションをとっていくことで、やがて、信頼を得ることができるのではないでしょうか。

私も、選手には、いつも、バレーの話しを熱く語っています(笑)。

それ以外の話しでは…、年齢に関わらず、私が教えを請わなければならないことも多々あります(笑)。

選手と監督は、共に学んでいくものだと思います。

私も、選手からいろいろな学びと感動を得ることで、自分の成長を実感しています。

この歳になっても年下の選手から、いろいろと教わることもありますよ。

選手の視点(気持ち)というものもあり、この点は、ともすると見過ごしてしまいかねません。
自分に言い聞かせています。

仮に、反面教師になってくれる選手がいたとしても、それもいいでしょう…。

本来、スポーツとは自己実現の手段ですからね。

反面教師も、自分の糧にしてしまえばいいんです。

私なら、どのような選択をするのか…、考えてみました。

きっと、Aだと思います。

以前の私であれば、@を選択したと思います。
そもそも、Aの選択は思いつかなかった(考えなかった)でしょう。

自分の「思想」を曲げてまで、監督をやろうとは思いません。

その点は、今でも変わっていないのですが、最近の私は、クライアントの要望という「目的」達成のサポートをすることに喜びを感じています(笑)。

ただし、「時間」という資産を考えれば、それが無為・無駄な時間と感じるのであれば、迷わず@を選ぶこともあり得ます。

私の年齢で、あと何年バレーが出来るのか…、そう考えれば、辞めるという決断もありですよね。

Bの選択は、「やりがい」はあると思いますが、時間と労力のコストパフォーマンスが低く、リスクの多い選択です。

私が選手であれば、大いにあり得る結論ですが、監督として、どこまで誠実に責任を負えるかにかかっていますね。
私自身が招集したチームでない限り、私の中で、この選択はないでしょう。

やはり、辞めるか、さもなければ、私がチームのコンセプトに近づいていくか、どちらかです。

チームという器は、時と場合によって様々に変化し、成長していきます。
そのたびに、器の中身である「目的」は、水のように器に合わせて変わっていくものです。

チームという、器が存在すればこそ、そこに人が集まってきます。

チームが存続していくためには、何が最善なのか…、ここから考えて行けばいいのだと思います。












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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
>≪年齢だけで相手を判断する選手の指導方法≫を考える前に、チームの「目的」の確認が優先すると思います。

本当にその通りだと思います。
僕自身「上手くなってほしい」と焦っていました。事実、「五月蝿く言われたくないんじゃないか?」(≠楽しんでほしい)といった面から、監督と選手のコミュニケーション不足だった点は否定できません。
当面の課題として、「目的」を話し合うこと、コミュニケーションの充実に重きを置いていきたいと思います。

今回のように、shoさんのような実績、経験、深い知識のある方から僕のような浅い人間が御教授いただく事が現代では可能なことを実感いたしました。(正直な所、わざわざ記事にしていただけるとは思ってもみませんでした)
その点からも含め、僕に出来ることを探して、精進していきたいと思います。ブログでも始めましょうか笑

今回は僕の無知蒙昧な悩みにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
また機会がありましたら是非ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
MAT
2010/03/04 00:09
MATさん、丁寧なコメント、ありがとうございます。

少しでもお役に立てれば、幸いです。

このような交流は、まさに、インターネットの利点ですよね。

MATさんのように、若く、情熱のある指導者が増えてくれるといいと思います。

ママさんバレーで活躍する市民アスリート達を、今後も支援していきましょう。

お互いに、頑張りましょうね!

sho
2010/03/04 08:20
こんにちは。
以前書き込みさせて頂きましたamimamaです。
新年度にむけて、丁度色々考えている中で「目的」についてのコメントでしたので、お邪魔させて頂きました。(横入りのようですみません。)

「目的」なんだか深いテーマですね。
これは、選手の立場でも大切なテーマです。
@チーム目的
A自身の目的
特にAは明確でないと、家庭崩壊です(笑)
バレーを楽しく長く続けていく為には、チーム目的とカラーを感じて、メンバーと馴染み、程よい距離感を保ち且つ家庭・子供との関係を考える。
Aの自身の目的は、バレーは「趣味」と割り切る気持ちも必要になってくると言う事を、この1年で痛感しました。(ママバレーを始めて丁度1年くらいです)
家庭・子供(人数や性格)・仕事・両親・病気eat・・・・
無理をして続けられるのは、もしかしたら半年〜1年位かもしれません・・・「無理せず、長くバレーと付き合う」と言うことを皆、試行錯誤してるのではないかと思います。
十人十色な環境の中、足を運ぶのは、やっぱり、「バレーが好き」「楽しい」「メンバーが好き」とかではないかなぁと思います。
「勝ち」に集中しすぎるのもよくないし・・・でも、「勝利」は足を運ぶ潤滑油になっていることも確かなことの様に思います。
トータルでのバランスがとても難しい・・・けれど、単純な事かもしれない・・・
年末に、ママバレーの先輩に「真っ直ぐ取組むと、相手も自分もしんどくなるから、「来年は鈍感力よ〜」」と言う言葉を貰いました。
「人との距離感と鈍感力」
プレーとは別でこのテーマも年間目標です(^−^)b

amimama
2010/03/05 14:05
続き

・・・で話は変わりまして、
チーム内でもう一人セッターを育てよう!!
という事で、練習させてもらえるようになりました。(・・・決定ではなくお試しみたいな・・・)
・・・で、今週で丁度、3回コンビ練習をさせて貰ったという経過です。
念願のセッターのチャンスを頂けたにも関わらず、自分のヘタさにかなりヘコんで始は眠れませんでした。
コンビ練習はボールが離れたり、くっついたり安定せず・・・あんまりヘタで練習させてもらえなくなるよ〜(T_T)/~~~というくらい・・・
時間が経過するにつれて、心境の変化もあり、「同じところ(ポイント)にあげる」、「打ちやすいトスを心がける」を練習でやっていこうと思うようになりました。
今は、レシーバー・アタッカーに「おんぶ」に「だっこ」状態のトホホな感じですが、上手くなってポジションを貰いたいです。
自主練習は、直上パスを30分ほどしています。
責任あるし、まだまだですが、がんばりたいです。

「目的」の話とはそれてしまいすみませ・・・

■MATさん■
悩みは尽きないと思いますが、真剣だから苦悩するのだと思います。
『「辛」と言う字はあともう少しで「幸」』と言う一文を見たことがあります。
ミーティングで前進することを願っています。
(年齢が私の方が下かもしれませんが、書き込みさせて頂きました。)
amimama
2010/03/05 14:05
MATさん、SHOさんはじめまして、こんにちわ。
チームプレーは難しいですね。私のママさん経験では、やはりチームプレーの経験がないプレーヤーは自分に来た玉だけの事を考えて、次のプレーに対してまで気持ちが回らない傾向があるようです。また、長年ママさんやっていても監督に対してバカにするような態度を取ったり、私語をして話を聞かなかったりする人もいて学生時代にバレー経験者の私はヒヤヒヤする事がよくあります。
ママさんチームには子供に手が掛からなくなって半ば暇つぶしプラスその後の飲み会中心に考えている人や、全く反対に家族に文句言われながらも絶対に上手くなりたい人など様々です。
べたお その1
2010/03/05 14:39
チーム内の選手間でさえこの様なギャップがあるので、やはりMATさんのチームがチームとして仲良し楽しでやって行きたいのか、それとも勝ちにこだわってやって行くのかによって大きく指導法が変わると思います。
しかし、MATさんがどう教えたいかも重要だと思います。
ストレス貯めながら指導するのは辛いでしょうし、失礼なママさんは悲しいかな直らないと思います。
長々と生意気なコメント失礼しました。私はMATさんのような熱血監督大好きです!
頑張ってくださいね〜!
べたお その2
2010/03/05 14:45
amimamaさん、おはようございます。

確かに、トータルバランスが難しいですね…。

私は、プロセスを重視しています。

上手になろう、勝つためにはどうしたらいいのか…、競技スポーツですので、皆さん、考えるでしょう。

大切なことです。

そのプロセスこそが、なぜバレーをやるのかというテーマの本質だと思います。

結果(試合)について云々してしまうと、それこそ、考え方がバラバラになってしまいます。

結果にこだわるのは、プロだけです。

結果は監督が負うもの、私は、そう考えています。

そのために監督がいるといっても、過言ではありません。

その上で、一人では、決してなし得ない事を試合で経験することが、バレーならではの楽しさだと思っています。

セッター頑張って下さいね!

後ほど、セッターのポイントを、本文で書いてみたいと思います。
sho
2010/03/06 08:28
べたおさん、初めまして。
コメントありがとうございます。

仰る通りですね!

「温度差」は、あるにせよ、彼女たちは立派なアスリートです。

それぞれの中に、各人各様のドラマを秘めています。

それでも尚、バレーが好きでバレーにこだわる姿を見ているからこそ、本当のスポーツの楽しさを味わせてやりたいと思います。

本当の楽しさって何なの?

これが、私が選手に提供したいものの本質です。

チームが一つになって、きびしい試合を勝ち抜き、結果を出した時の感動を、選手と共有することが、私の「目的」であり、「目標」です。

これからも、お互いに頑張っていきましょうね!



sho
2010/03/06 08:40
『セッターのポイントを、本文で書いてみたいと思います。』

よろしくお願い致します。
amimama
2010/03/08 11:01

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