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zoom RSS オーバーパスでの手首の使い方

<<   作成日時 : 2010/03/14 13:42   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 28 / トラックバック 0 / コメント 16

ママさんバレーの選手は、オーバーパスが上手くできない方が多くいます。

バレーボール経験者は、比較的スムーズなのですが、初心者の場合はなお更です。

上手くできない原因は、実は、間違った手首の使い方にあります。

そこで、その、手首の使い方について、まとめるとともに、その改善の為の練習法を紹介したいと思います。

まず、手首の動きについてですが、下記の事を頭に入れておいてください。

手首を上に持ち上げる動きを「伸展」、手首を下に下げる動きを「屈曲」といいます。
(実際にやって見て、確認してください)

例えば、体を後ろに傾ける動きが「伸展」で、前に傾ける運動は「屈曲」。
真っ直ぐ腕を下げた状態から、ひじを上に持ち上げれば「屈曲」、そこから戻す運動を「伸展」といいます。

これは、動きの方向を表わす専門用語で、フィットネス・トレーナーだけでなく、理学療法士なども使う、共通用語です。

バレーボールの、オーバーパスにつて、今回はこの「伸展」と「屈曲」を使って説明します。
また、真っ直ぐな状態(腕のラインと、手の甲が直線の状態)を、「ニュートラル」とします。

さて、ボールをオーバーで受ける場合、手首は「ニュートラル」が原則です。

こうなります。
画像


脱力した「ニュートラル」でキャッチすれば、ボールの衝撃で、自然と手首は「伸展」するはずです。

そこから、ひじと腕を伸ばしていくことで(勿論、膝や腰も連動します)、手首は「屈曲」方向に向っていきます。

ボールが上がった後の手首は、再び「ニュートラル」に戻ります。

これが、自然な動きです。

また、指先ではなく、指の腹全体を使っていきます。
(手のひらがつかなければ、ホールデイングにはなりません)

この際、全く手首に力を入れる必要はありません。
指さえ、しっかり開いていればいいのです。

上手にできない選手は、ボールを受ける瞬間に、すでに手首が「伸展」しています。
あるいは、「伸展」したまま構えているはずです。

こうです。
画像


この状態では、ボールの衝撃を手首で吸収することはできませんので、強く弾くしかありません。
また、指も曲がってしまうことが多く、指先だけで弾くようになってしまいますから、悪循環ですね。

手首が「伸展」している分、ボールが後ろに飛んでしまったりもします。

また、ボールも回転しやすく、アタッカーが打ちやすいトスを上げることは困難です。

ボールが上がった後も、手首が「伸展」している場合は、手首を使えてない証しです。

また、手首が「伸展」している状態では、腕(ひじ)も伸ばしきることが難しくなります。

実際にやって見てください。

手首を「伸展」したまま、45度腕を伸ばすのと、手首を「ニュートラル」にして腕を伸ばすのと、どちらが楽に伸ばせますか?

手首が「伸展」した状態では、ボールをおでこの位置まで引きつけることは難しく、顔の正面、やや低い位置からすくい上げるようなパスになってしまうと思います。

これは、初心者特有のフォームでもあります。
これでは、突き指もあるでしょう(笑)。

それだけでなく、全身の力を使えませんので、ボールを遠くに飛ばすこともできません。

ボールを一旦キャッチして、それから飛ばす練習では、手首の「屈曲」が強調されてしまいます。
これでは、効率的に動きを覚えることはできません。

「屈曲」は、結果として起こる動きであって、実は、脱力して「ニュートラル」でキャッチする感覚こそ、掴んでいただきたいのです。

ボールを飛ばす力は、手首ではなく、上腕と体幹、下肢の連動した動きなんですね。
手首は、ボールの衝撃を吸収する働きをするのです。

それでは、改善のためにどのような練習が必要なのでしょうか…。

ズバリ、「壁打ち」です。

まず、壁の近くに立ち、手首だけでボールを繰り返し弾いてみてください。
「伸展」「ニュートラル」「屈曲」を、素早く繰り返すのです。

いつも手首を「伸展」させてボールをキャッチしている人は、これができないと思います。

どうしても、ひじと肩を使おうとしてしまいますが、距離が近いため、これでは動きが間に合いません。
おそらく、2〜3回で、ボールは下に落ちてきてしまうでしょう。

それでも、繰り返し練習していると、脳から筋への神経回路が学習し、できるようになるはずです。

30回、50回と、連続してできるようになったら、少しずつ、距離を離していきます。

三砂小でも、この練習に取り組んできました。

今では、全員がここまではできるようになっています。

ただし、ここから先、実際のプレーで手首の使い方を改善できるかどうかは、辛抱強い改善指示と、選手の意識が重要です。

三砂小では、改善が必要だった数名のうち、少なくても一名が劇的に改善できました。

特に、セッターの場合は、このような手首の使い方を習得しないと、大きく帰ってきたレシーブから、小さくセミを上げることができなくなります。

また、方向性も定まりません。

手首の使い方とバレーボール…、密接なものがあります。

実は、オーバーパスだけでなく、アタックやブロックと、手首の使い方を見るだけで、その方のバレーのレベルが分かってしまうといっても過言ではありません(笑)。

例えば、初めて試合をする相手でも、アップの対人を見ればチームのレベルが分かりますが、私は、主に手首の使い方を観察しています。

練習時間に制限のあるママさんバレーでは、このような地味な練習には抵抗があるかも知れませんが、皆さん、一度試してみてはいかがでしょうか。










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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
shoさん、おはようございます。

大変参考になりました。
まさか、壁打ちの練習が手首の使い方の練習になるとは思ってもいませんでした。

shoさんの言うように「伸展」の状態で構えている選手が殆どですね。

明日はママさんの練習があるので、セッターを中心にオーバーの理屈を話してみます。
また、私自身も壁打ちをやってみて実際に経験してみたいと思います。(笑)

早速のUPありがとうございました。
MVD
2010/03/15 07:37
MVDさん、おはようございます。

壁打ちは、アンダーも有効ですよ。
コントロールの練習になります。

是非、試してみみてください。

何か分からないことがあれば、いつでもどうぞ。
sho
2010/03/15 08:33
こんにちわ(^^)だいぶ暖かくなってきましたね♪
今回のブログ読みながら、私もついつい手首を曲げたり伸ばしたり
そして洗面所の鏡の前で「エアーパス」してみちゃいました(笑)
いつも参考にさせていただいています。
例の(?)初心者Nちゃんも無事にチームに残りました。
まだまだ彼女に伝えていきたい事がいっぱいありますので
これからもまた、
いろいろとご相談に乗っていただけると助かります!
marpy
2010/03/17 10:57
shoさん、こんにちわ。

昨日早速オーバーの練習を行ないました。
分かってはいましたが、やはり今までの癖があり難しいところですね(苦笑)

ただ、理屈が分かっているのと、分かっていないのとでは選手の成長にもかなりの差が出てくると思いますので、まずは第一段階クリアだと思っています。

後は私自身も諦めずに指導していきたいと思います。

壁打ちに関しては私も実際に行いましたが、確かにshoさんの仰る通りですね。納得しました。

実は私のチームは昨年秋に地区大会で優勝し、5月に開催される千葉県東部五市大会に市の代表として出場することが決まっています。

選手達もそこで勝てるように集中して、一生懸命練習しています。目標も明確なので、今が一番吸収しやすい時期でもあると思います。

そんな選手達に何か手助けできないものかと思い、shoさんへ色々とご相談させていただきました。

ありがとうございました。

P.S.
またお願いします。(笑)
MVD
2010/03/17 12:07
前略
「ニュートラル」コレ意識すると、脇がしまったパスになったように思います。
練習試合は敗退でした。
前衛はブロックが多かったです。
(トスはなかったです。)
ブロックも練習必要・・・

レシーブの感覚、サーブのポイントのズレを感じたので、試合まではこちらにを集中して調整していきたいと思います。
amimama
2010/03/17 12:08
marpyさん、こんばんは。

Nさん、良かったですね!

チームが集う…、やはり、これは縁なんだと思います。

チームである、人が集まるからこそ、モチベーションや技術レベルに格差はあります。

そこを乗り越えて行くのが、チームマネージメントだと思います。

技術アップや、試合の結果だけでなく、このような、いわば、フロント的な仕事もチームには必要なんですよね。

何かありましたら、私に出来ること、分かることはお伝えしたいと思います。

ところで、marpyさんと交流が始まってからの課題…「一献」…まだでしたね(笑)。

今年は、実現できるかなぁ・・・。
sho
2010/03/17 19:40
MVDさん、こんばんは。

運動機能の向上は、まず、神経疎通の効率化から始まります。

そこに、反復練習の価値があります。

少し我慢して、「壁打ち」を継続していただけるといいと思います、

5分あれば、充分です。

5月の試合…、スケジュール教えていただけますか?

もしも時間があれば、見に行きたいです。
sho
2010/03/17 19:47
amimamaさん、こんばんは。

良い経験ができましたね。

自チームがサーブから始まるディフェンス局面では、まず、ブロックですね…。

それも重要ですが、まずは本職のレシーブ、サーブの調整ですね。

ボールとの距離感に気をつけてください。

違和感のほとんどは、ボールが遠いことに起因しています。

その場合は、まず、踏み込み過ぎるくらい入って、そこから調整していきましょう。

頑張って下さい!



sho
2010/03/17 19:55
shoさん

まだ正式なスケジュールが決定していません。
毎年、第2、第3日曜日あたりで行われていると思います。詳細が分かり次第ご連絡いたします。

今年の開催場所は銚子市になります。(確かなのはこれだけです。)

MVD
2010/03/17 21:41
MVDさん、了解いたしました。

同じ千葉県でも、銚子までは120q!位あります(笑)。

道は、利根川沿いを快適に走れます。

時間が取れれば、是非、応援に行きたいと思いますので、詳細が決まりましたら、ご連絡ください。
sho
2010/03/18 07:47
「一献」
ぜひバレー話させていただきたいなぁって思っています(^^)
おっしゃる通り、チームっていうのは何かの縁で集まったものですよね。
市の大会などを見てると、毎年というくらいチームを転々としてる選手もいます。
人伝に聞くところによれば、縛られないであちこちでやるのが好きだそうな…。
人それぞれなので否定はしませんが
個人的にはやはりその「縁」を大切にして、バレー以外でも色々話したり助け合っていけるような人間関係を作ることも社会人のスポーツの楽しみだと思っています。
ほんと、いろいろありますが結局は楽しんでる自分がいますね(^^)
marpy
2010/03/18 12:10
marpyさん、こんにちは。

>「縁」を大切にして、バレー以外でも色々話したり助け合っていけるような人間関係を作ることも社会人のスポーツの楽しみだと思っています。

仰る通りですね!

一期一会という言葉があります。
私の好きな言葉です。

これは、出会いの機会は一度しかない…ということでなく、一つの出会いを大切にしよう…という意味だそうです。

私が監督を務めている、三砂小とも、このブログを通じた「出会い」がきっかけでした…。

是非、「繁忙期」でない時期に(笑)、「一献」、バレー話三昧を企画したいと思います。

宜しくお願い致します。
sho
2010/03/18 13:55
はじめまして。
三重県でママさんバレーをしている者です。
スコアの付け方を検索していてこちらのサイトに辿り着きました。

小・中学校とバレーをしてきましたが、ずーっとオーバーハンドが苦手でした。
ママさんバレーは半年前に誘われて始めたのですが、やはり苦手なままで・・・。
さっそく壁打ちやってみます。
ボールさえあれば家の中ででもできますもんね。
(音がうるさいかも?(^^;)

偶然流れ着きましたが、とても良いサイトを発見できました。嬉しいです。
これも縁でしょうか(^^)
これから過去ログも読み込みます!
おみ
2010/05/08 00:22
おみさん、コメントありがとうございます。

オーバーは、とても重要なバレー技術です。

是非、苦手意識を克服して、多用できるように頑張って下さい。

下がってアンダーで取ったり、待ってアンダーで取るのではなく、前に出てオーバーが基本なんですね。

これからも、お気軽にコメントくださいね。

宜しくお願い致します。

sho
2010/05/08 08:24
オーバーが出来ないで検索かけたらヒットしました。私はママさんで20年以上初心者からバレーをしている者ですがオーバーがさっぱり出来ないですし、飛びません。まさにこのお話のような状態です。なので教えてください。壁打ちとのことですがこのときの下半身はどのようにして行えばよいのでしょうか?また早さや、ボールを出す高さは?「伸展」「ニュートラル」「屈曲」の順で「ニュートラル」(構え)「伸展」(ボールキャッチ)「屈曲」(飛ばす)の順番ではないんですね?とにかく悩んでおります。突然かつ失礼な質問で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
maimaikaburi
2013/06/13 17:28
maimaikaburiさん、質問ありがとうございます。

少し、お待ちくださいね!
sho
2013/06/14 19:42

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